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2024年2月28日

風邪を引いた時に筋トレはしてもいい?風邪と筋トレの関係

風邪を引いてしまったとき、筋トレを行うべきか休むすべきか迷ってしまいますよね。

かなり体調が悪いようであれば体を休ませることも大切ですが、ある程度体を動かせるくらいの症状だった場合は、体のどの部位に風邪の症状が出ているかで筋トレをすべきか見極めることができます。

どのような点に注意して筋トレを行えばいいのか、またどのような場合筋トレをやめておくべきかについてご紹介します。

風邪を引いたけど筋トレはしていいの?

風邪を引いたけど筋トレはしていいの?

風邪を引いていたり、体調が悪いときに筋トレをしてもいいかどうかは、ネックルールに従って見極めることができます。

ネックルールとは、体調や症状によって筋トレ、ワークアウトをすべきかどうかを判断する一つの基準です。

風邪などの体調不良の初期段階には、じっとしているよりも軽く運動をした方がいいという説もあります。

適度に運動することで体の免疫力をアップさせ、発汗によって老廃物を排出する効果があります。

風邪の引きはじめにほどよく運動、筋トレを取り入れることで、風邪の悪化を防ぐことができるかもしれません。

ネックルールにはどのような判定基準があるのかについてチェックしていきましょう。

首から上に症状(体調不良)がある場合

くしゃみや鼻づまり、喉が痛い、微熱程度の熱がある、といった、首から上だけに風邪の症状がある場合は、ネックルールに照らし合わせると筋トレをしても大丈夫です。

しかしこの場合も決して無理はせず、簡単にできるもの、適度な負荷のものを選択しましょう。

あくまでも維持か、軽く体を動かすことを目的として、激しい運動、負荷の重い筋トレは控えてください。

筋トレをする際は、ジムなどに行ってしまうと他の人に移してしまう可能性や、反対に他の人から風邪をもらってしまう可能性もありますので、自宅でできる筋トレを行いましょう。

風邪の引きはじめは免疫力も下がっているので、いつもより外の菌などの影響を受けやすくなっています。

首から下に症状(体調不良)がある場合

胃腸などお腹の調子が悪い時、全身に倦怠感があるとき、関節痛を伴っているときなど、首から下に風邪の症状が出ている場合は、筋トレはおすすめしません。

このような症状がある際は体を休めることを最優先し、筋トレ、ワークアウトなどは中断しましょう。

首から上の症状でも、激しい頭痛がする、つばも飲み込めないほど喉が痛いといった場合は大事を取って休むようにしましょう。

こんなときはNG!筋トレをやめた方がいい危険な症状

こんなときはNG!筋トレをやめた方がいい危険な症状

筋トレを毎日、または決められた周期で行っていると、風邪を引いたからといって休むわけには…と思ってしまったり、なんだか落ち着かない、という気分になってしまう方も多いです。

しかし、風邪を引いているときに筋トレをすると余計に悪化するケースもあります。

とくに注意したい風邪の症状について解説いたします。

発熱

風邪の症状が出始めたら、まずは体温を測ってみてください。

発熱しているようならジムなどでの筋トレは控えて、自宅でしっかり休みましょう。

発熱があると、他にも倦怠感、脱力感、食欲が低下するなどの症状も出ている、または近い内に出てきます。

体温が高いときに体を動かすといつもより汗をかきやすく、脱水症状にも陥りやすいです。

また、発熱中のトレーニングは筋力、持久力が低下するという研究結果も出ており、無理に筋トレをしても逆効果です。

かえって体を傷つけたり、思わぬ怪我をしてしまう可能性もあります。

咳や喉の痛み、胸部の圧迫感

よく咳が出る、喉に激しい痛みがあるといった風邪の症状の場合も筋トレは控えましょう。

胸部に圧迫感があるという場合も筋トレはおすすめしません。

これらの症状の場合、呼吸器系に問題がある可能性があります。

無理に筋トレをすると咳がひどくなったり、肺や喉などを傷めてしまい風邪の症状が悪化します。

また、咳をすると感染の原因となる菌を飛沫させてしまいます。

ジムなどでワークアウトをすると周囲の人にも迷惑がかかりますので控えましょう。

吐き気がある、下痢

吐き気や下痢の症状がある場合も筋トレはおすすめしません。

これらは胃腸の不調が関係しています。

吐き気、下痢があるときは体を充分に動かしにくく、脱水症状にも陥りやすいです。

感染症の可能性もありますので、外出、ジムでのワークアウトもやめておきましょう。

風邪が治ったあとの筋トレ再開のタイミングは?

風邪が治ったあとの筋トレ再開のタイミングは?

風邪の症状も回復してきて、そろそろ筋トレを再開してもいいのでは?と思ったときは、いつから再開してもいいのでしょうか。

一般的には、風邪の症状が完全に治まってからが良いとされています。

万全でない状態でいきなりトレーニングを再開すると体を傷つけてしまったり、余計に体調を悪化させてしまいます。

休めばそれだけ体がなまってしまうと思うかもしれませんが、無理をせずしっかり体を休める期間を作ってあげてください。

筋トレをすると風邪を引きやすくなるって本当?風邪と筋トレの関係

筋トレをすると風邪を引きやすくなるって本当?風邪と筋トレの関係

筋トレをすると風邪を引きやすくなると言われています。

これは、過度なトレーニング後は一時的に免疫力が低下するためです。

適度な筋トレであれば免疫力をアップさせてくれるので、普段から無理をしすぎないことが大切です。

免疫力をあげるポイントについても簡単にご紹介します。

タンパク質を摂取

筋トレをしている方ならタンパク質の重要性はご存知ですよね。

このタンパク質は筋肉を作るだけでなく免疫機能を維持する力もあります。

ビタミン、ミネラルなどバランスのいい食事を意識しましょう。

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睡眠時間の確保

夜しっかり眠り、昼しっかり体を動かすことで自律神経が安定し、免疫力が工場します。

睡眠のリズムを整えるためにも毎日決まった時間に眠るようにしましょう。

まとめ

風邪を引いたときに筋トレをしてもいいのか?という問題についてご紹介いたしました。

筋トレは免疫力をアップさせてくれますが、風邪の症状によってはやめておいた方がいいケースもあります。

自分の体と相談して、決して無理はせず、しっかり体を休めて一日でも早く回復させることを意識しましょう。