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筋トレ後の入浴はNG?筋トレとお風呂の関係
筋トレのあとの入浴はよくない、シャワーで済ませた方が良いという話を聞いたことがある方も多いかもしれません。
しかし、実際は筋トレ後もしっかり入浴してOKです。
筋トレ後に入浴することでどのような効果が得られるのか、より筋トレの効果を高める入浴方法についてご紹介いたします。
筋トレ後はお風呂に入ってもOK!入浴の効果
筋トレ後の入浴は、実際には何の問題もありません。
筋トレ後に入浴するとよくない、または筋肥大に効果があるなどさまざまな説が登場していますが、いずれも定かな研究結果は出ていません。
厳密に筋トレ後の入浴はよくない!と言い切ることはできません。
さらに筋トレ後に入浴すると、体にとって下記のようなメリットがあると言われています。
入浴の効果1:血行が良くなる
シャワーで済ませずにしっかり湯舟に浸かると、体が温まります。
さらに水圧で血管が圧迫されて、血流が良くなると言われています。
血行が促進されることで筋トレ後の疲労を回復する効果が期待できます。
しっかり筋肉を使った日は、ゆっくり湯舟に浸かって疲労回復効果を狙いましょう。
入浴の効果2:副交感神経が優位になる
水中は重力が軽くなり、体全体がリラックスした状態になります。
体を支えている筋肉や関節が重力から解放されます。
体がリラックスすると、心も同時にリラックスしていきます。
副交感神経が優位になり、ぐっすり眠れるようになります。
眠っている間に脳は成長ホルモンを分泌し、これが筋肉の成長にも良い影響を与えます。
筋トレ後のお風呂がNGとされる理由
筋トレ後の入浴は良くないとする説もありますが、なぜこのような説が生まれたのかについて考えてみましょう。
これは、筋肉が炎症を起こすのではないかと考えられていたことがあったためです。
筋トレは筋繊維を傷つける行動です。
この筋繊維を傷つけて、修復する段階でしっかり筋肉が育っていきます。
しかし、筋繊維が傷ついた状態で入浴すると余計に筋繊維が傷つき、炎症を起こしてしまうと考えられていました。
その際にはシャワーで軽く汗を流す程度に留める、冷たい湯舟に浸かるなどの方法が提案されました。
しかし、入浴によって筋繊維が傷つくという説は立証されておらず、筋トレ後にシャワーで済ませる、冷たい湯舟に浸かることでの筋力アップ効果も立証されていません。
筋トレ後の入浴については「絶対こうしなければならない」ということはありません。
お風呂にゆっくり浸かりたい方はゆっくり浸かり、シャワーで済ませたいという方はさっと流すだけでも問題ありません。
自分のスケジュールや好みに合わせていきましょう。
筋トレ後は体を温める?冷やす?
筋トレ後に体を温めた方が良いのか、冷やしたほうが良いのかについて考えてみましょう。
筋トレ後の筋肉は、ある程度温めることで血行をよくして筋肉の疲労を軽減したりリラックスさせることができます。
熱すぎるお湯ではなく、ゆったりできる程度の温度のお風呂に入るようにしましょう。
一方で筋トレ後に体を冷やした方が良いとされるのは、筋トレによって筋肉が炎症を起こしてしまった場合です。
間違った筋トレ方法で体を痛めてしまった、トレーニングのやりすぎて痛みが生じているという場合は、体を温めずにアイシングにしたり、低めの温度のシャワーで済ますことをおすすめします。
筋トレ後は温冷交代浴がおすすめ
筋トレ後の入浴には、温冷交代浴がおすすめです。
温冷交代浴とは、温かいお湯と冷たい水に交互に浸かるという方法です。
温かいお湯に浸かることで血管が拡張し、冷たい水に浸かることで血管が収縮し、これを繰り返すことでポンプのような動きになり、普通に温かいお湯に浸かるよりも血行促進に役立つと言われています。
これを繰り返すことで体がどんどん温まり、冷えの改善、防止もできます。
とくに女性の体は冷えやすく、むくみやすいので、体をしっかり温めることが大切です。
血行がよくなり老廃物が排出されやすい状態になると、疲労回復にも役立ちます。
筋トレをして体が疲れている日や、仕事が立て込んでストレスが溜まっている日も、温冷交代浴を取り入れて心身共に疲労を回復するようにしましょう。
温冷交代浴によって交感神経と副交感神経が高度に活発になり、自律神経を整えるのに役立ちます。
自律神経が整うと、内蔵の機能の向上、精神面の安定にもつながります。
体の疲労を回復する力もアップしますので、ハードな筋トレや運動をしたあとにはぴったりです。
温冷交代浴のやり方
温冷交代浴を行うとたくさん汗をかきますので、まずは入浴前に水分補給をしておきましょう。
水分をしっかり取ったら、熱いお湯に浸かります。
やや高めの温度のお湯に1分から2分程度浸かります。
このとき、肩まで浸からなくてもOKです。
いきなり熱いお湯に全身浸かると心臓に悪いので、半身浴程度にしましょう。
次に冷たい水に浸かります。
自宅で水風呂が用意できない場合はシャワーでOKです。
こちらも1分から2分程度行ってください。
体がしっかり冷えたら、同じように熱いお湯に浸かり、次に冷たい水で体を冷やし…を繰り返します。
最初は5セット程度で良いでしょう。
最後は冷たい水で体を冷やすと、湯冷めしにくくなるとも言われています。
サウナもおすすめ!
通っているジムにサウナがあるなら、サウナを活用するのもおすすめです。
サウナに8分から12分程度入り、水風呂に1分から3分浸かり、またサウナに入り…を繰り返します。
ジムのシャワーやお風呂しか利用していないという方は、サウナもぜひ使ってみてください。
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座り心地が良く汗が浸透しにくい素材を使用しているので、不衛生な環境を気にせず快適にサウナを楽しめます。洗濯はネットに入れて通常通りに洗濯機利用が可能です。またマットは折り畳めるのでコンパクトに持ち運びができます。
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まとめ
筋トレ後の入浴についてご説明いたしました。
筋トレ後は体の血行を良くして疲労を軽減するためにも、湯舟に浸かるのがおすすめです。
しかしシャワーで済ませるのが悪いという訳ではありませんので、好みに応じて好きなようにしましょう。
筋トレ後に時間があるという方には温冷交代浴もおすすめです。
体を温める、冷やすを繰り返すことで、より血行促進、疲労回復、自律神経を整えるなど、さまざまなメリットを得ることができます。
ジムのサウナなども活用して、筋トレ後の時間を有意義なものにしていきましょう。